投資と借金返済どっちを優先させればいいか

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借金の種類

・奨学金

・住宅ローン

・教育ローン

・自動車ローン

・カードローン(リボ払い)

このようなものがあります。

上から下に向けて利率が高くなると思います。

お金に余裕がある場合、繰り上げ返済という制度があります。

繰り上げ返済をして早くに借金を返したほうがいいのか?

それとも余裕資金は投資に回した方がいいのか?


1.無利子の場合は返済を急ぐ必要はありません。

利息がかからないのなら急いで返すメリットがありません。

むしろ長い期間払っていればインフレが起こり返済額が少なく済む場合があります。

国としてはインフレ率2%上昇を目指しています。

物価が2%上がっても、借金が年間2%増えるわけではありません。

物価が上がりお金の価値が下がると借金の価値が下がります。

これは借金返済にはメリットです。


2.金利を比べてみよう

借金の利率と投資の利率を当てはめてみましょう。

借金は種類によって様々な利率がありますね。

投資の利率はどうすればいいか?

投資信託で有名なS&P500(米国株インデックス)は歴史上、年利7%と言われています。

為替リスクがあるので6%としておいたほうがいいでしょう。



3.比べた結果どっちがお得か?

借金の利率が1%とした場合、あなたならどうしますか?

投資の利率が6%だったら投資のほうがいいように感じませんか?

借金によって1%減るが投資によって6%増える=5%増える

この公式が当てはまります。

しかしそう上手くいかないのが投資ですよね。

借金は固定利率1%

投資は変動利率で6%

変動利率は当然マイナスになってしまうリスクもあるという意味です。

長い目で見れば6%に収まるという意味であり、当然景気によって上下に値動きします。

対して借金はずっと固定で利率が付き纏います。

これをどう捉えるか。


4.最後はあなた自身の考えで

自分がお金を預けるならどちらかを考えましょう。

100万円預けて

固定金利で1%の商品(借金)

変動金利で6%の商品(投資)

どちらもまともな商品であることは間違いないです。

借金だからすぐ返さないと不安という考えを捨ててどちらかを選びましょう。

私だったら変動金利6%の投資を選びますね。

もしも

固定金利が3%だったらどうでしょうか?

多くの方が固定金利3%の商品を選ぶのではないでしょうか?

結局は借金の金利はいくらなのか?が焦点になってきます。

固定金利がいくらなら自分はその商品を選ぶかによって借金を返したほうがいい、投資に回した方がいいが決まります。

私としては3%がボーダーラインと考えます。

人によっては4%・5%という方もいるかもしれません。

逆に1%でも固定ならそっちを選ぶという人もいるでしょう。

そこは自分の心地いい場所が存在します。

しかし、借金の利率が0.なん%の場合は急いで返済せず投資に回してみてもいいと思います。